国連とメディアによる気候キャンペーン
1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。
有明ガーデンで2024年9月28日に開催された『SDGs週間|HAPPY EARTH FESTA 2024』。
「何もしないともっと暑くなる〜個人でできる10の行動〜」をテーマに、トークショーが開催され、HAPPY EARTHアンバサダーを務めるLiLiCoさん(タレント/映画コメンテーター)、環境省 デコ活応援隊 中村 幸弘さん、『1.5℃の約束』番組プロデューサーの堅達 京子さん(NHKエンタープライズ)が登壇しました。
「150を超えるメディアの垣根を越えて活動している、国連とメディアによる気候キャンペーン「1.5℃の約束」が展開されてます。明日キャンペーンの番組が放送されるのですが、テーマは“食”。昔はお肉というものはご馳走でしたが今は違う。フードロスだけで温室効果ガスの全体の8%を占めます。冷蔵庫をチェックしてからお買い物に行きましょう。」と堅達さん。
環境省の中村さんは、「食べ残しは絶対しない。日ごろの冷蔵庫チェックも地球のためと思うと楽しくなります。環境省でも「デコ活」という新しい国民運動を展開していて、将来の豊かな暮らしのために、脱炭素につながる活動を国・自治体・企業・団体と共に、みなさんの新しい暮らしを後押ししています。」
LiLiCoさんは「スウェーデンはもうほとんど肉を食べていない。スウェーデン料理として有名なミートボールにジャムを付けて食べるあのお料理でさえも今となっては大豆で作られていてそれが当たり前になってきています。昔とは違う“おふくろの味”ですが、それでも美味しい。」
さらに、「おばあちゃんが言っていたことをもう一度すれば良い。最後のお米の一粒まで大切に。今夜のご飯は何人分作ればよいかちゃんと確認しよう。感じる心、聞く心を持つことが大事です。心の中に秘めずにしっかり発信して聞いて欲しい。」と語りました。
また、「出番中の楽屋の電気も気になります。不在の時はモニターも電気も消すべき。またタレントだからって常に新しい服を着なければならないわけではないと思います。何度も同じ服を着ていい。このHAPPY EARTHのTシャツも色褪せるほど着ているし、今日の艶やかなロングスカートも何度も履いています。」
最後に「出身のスウェーデンはSDGs先進国。日本も頑張ってはいますがまだまだ足りないのでぜひ応援していきたいですね。スウェーデンは1980年からペットボトル削減を意識して行動してきた。“声を上げる”ことが大事。ただ、それ以上に“聞く心”が大事。せっかく声を上げても、聞いてもらえなければ意味がない。」
配布した「個人でできる10個の行動」の冊子を見ながら登壇者のメッセージにうなづく観客のみなさん。
幸せな未来に繋げるために、共に行動にうつしていきましょう。
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